インフレ2%は現実的なのか?他の先進国は?

こんにちは、ごんべ@インフレ2%は現実的なのか?です。

日本は失われた20年とか30年とか言われてますが、過去を振り返ってみれば見事にデフレ経済になっています。
日本国としての特殊要因があるのかもしれませんが、他の先進国はどうなっているのか見てみます。

前回ブログのFIREシミュレーションで「インフレ率2%」は現実的では無いと思えましたが、他の先進国ではそれなりに物価は上昇しているのよね。
(下図は「りそな銀行」さんのHPより借用です。)

先進国と呼ばれる国は、中央銀行がインフレターゲット2% を目標に「利上げ・利下げ」で調整しています。

物価上昇率をもう少し長い期間で見ると、「ふくろう」↓さんのブログから借用したグラフ

https://www.fukurou.win/consumer-price-graph1/

日本だけ別次元ですね🤔
でも日本だけが突出して低すぎるだけで、他の先進国は多少の凸凹はありますが長期ではマイルドインフレになっています!
(上図も黒田さんがバズーカ放ったので少し上昇したけど、それ以前の日銀は酷かった!)

日銀「黒田総裁」以前の状況が下図です。

日本以外の先進国が+2%程度のマイルドインフレを狙っているのが分かります。
(ドイツだけ+1%を狙っているのかな)
問題は日本で、上図を見る限り-1.0%を狙っているよね😱
短期なら景気動向でマイナスもあり得ますが、長期でマイナスなのは確信犯でしょう。
(日本が他の先進国と比べて一番劣化しているのは、こういう問題を報道しないメディアのレベルの低さだと思った。)

まぁ物価上昇しないのはメリットもあると思うのですが、他の先進国の実績値で2%弱の物価上昇していることから「マイルドインフレ」が国にとってメリットが多いという事だと思う。

独り言

日本もインフレターゲティング2%を宣言しているので、他の先進国と同程度にすることは可能だと思います。
しかし、過去25年位の実績から見てもインフレ率2%に反対する強大な勢力があるのでしょう。
そして日本の構造(官僚システム)は変わらない可能性が高いので、残念ながらインフレ率が恒常的に2%にはならない可能性が高いという結論になります。

では現実的なインフレ率は?他国のインフレ率も収まってくる前提で考えれば、金利差も縮小して「円高方向」に為替も動くので「コストプッシュインフレ」の上昇分を含めてもインフレ率+1.0%位になるのかなぁ?と思っています🤔
(今後10年程度を平均したらインフレ率が+0.5%くらいかなと・・・給料が上がらない日本の物価は下がるようなw)

日銀予想↑も2025年にはインフレ率が+1.6%まで低下予想なのよね😱
安定的にインフレ率+2.0%になるまでは金融正常化はしないと言ってるので、こりゃ利上げなんて当分無理ですなw
YCC解除はあるかもしれないけど、マイナス金利の解除は(政治的にも)難しいのでは?
(住宅ローンの変動金利が上昇したら選挙で大敗間違いなし!)

ちなみにチャットGPTに「日本の今後のインフレ率はどうなる?」と質問してみたところ
「申し訳ありませんが、私の知識は2021年までであり、将来の予測を行う能力はありません。インフレーション率は様々な要因に影響されるため、専門家の予測や経済情報源を参照することをお勧めします。」
と回答されましたw

個人的に思うことは、物価上昇しないメリットを一番享受する層は「リタイアした層(老人)」ですよね。
そして日本の政策を決めているのは「老人」
今後も日本の構造(官僚システム)は変化することは無いと思うので、老人に有利な政策が続く可能性が高そう😰

私もあと数年で老人の域に入るので、個人的には「デフレ歓迎」のところもありますが
日本国として衰退していくのは耐えがたいので、マイルドなインフレ経済にして欲しいです!

お読みいただきありがとうございました@ごんべ
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