米ドル/円を考える&資産保全

こんにちは、ごんべ@米ドル/円を考える!です。

ドル円が週末158.2円になりました!
このまま為替介入が無ければ160円、170円と止まらない可能性もあります。

通貨の強弱は、長期的には「経済が弱い国の通貨は売られる!」と思っていますが、短期では「金利」に反応しやすいですね。
結局は「時間軸」によってが重要度が変わるで議論がかみ合わないのかな?

基本的な考え方としては「日本経済が強い」と考えていれば円高にbetして、「日本経済が弱い」と考えていれば円安にbetするので間違い無いんじゃないかな?と私は思っていますが、どうなんだろ🤔

財務省が為替介入をするのか?

円安が進みましたが「財務省が為替介入」をするのか?
為替介入をするためには米ドルの調達が必要で「保有している米国債」を売却して米ドル調達する可能性が高いと思う。
そうなると債券の需給が緩んで「米金利が上昇」する可能性があるため米財務省が反対(許可しない)でしょうね。

ファンダメンタルズ的に見ても、現在の円安は「妥当」と言う人もいるので「為替介入」しても、絶好の買い場を提供にしかならない可能性が高そう。
米インフレ再燃の懸念も出てきてしまったので、日本の財務省は「為替介入のタイミングを逃した」のでは?😓

まぁそうは言っても「急激な円安」には歯止めをかけないといけないわけで5円単位の節目では為替介入は意識されるでしょう。

日本政府にとって円安はメリットあり?

個人的に思うことは「そもそも日本政府は円安を止めようとしているのか?」という疑問があります🤔

日本政府にとって「円安+インフレ」は、政府の借金が目減りするので「わざと円安にしている」ように見えます。
外需産業(大企業)にとっても円安はメリットが大きいので、利害が一致していますね。

デメリットを被るのは内需産業(中小企業)と個人ですが、外国みたいに暴動が起きるわけではないので全く無視されています。

もっと言えば、円安の責任を全て「日銀」に押し付けて 政府(Z省)は批判をかわしているように見えるのだが・・・。

日銀の動き

日銀は「事前のリーク」のように「国債の買い入れ減額」をしようとしてたように思います。
(日本の10年、30年の金利は上昇していた!)
それが直前で政府の横やりが入って、「現状維持」に変更させられたのでは?
下記のニュース↓がありましたよね。

https://jp.reuters.com/economy/bank-of-japan/GPICA7MKSFPR3JAUPVFP32VJ4Q-2024-04-25

新藤経済財政相、あすの日銀決定会合に出席=内閣府

日銀決定会合の植田総裁の会見は「円安容認」と受け取られてしまったので円安進行が加速!

うーん、やはり政府による「円安継続」のストーリーが出来ているんじゃないのかな?

今後のドル円は?

↑マネックス証券の吉田さんのXから借用

上図を見ると、2024年の1月から円安が金利差以上に進んでいるように見えます。
2024年1月となると、新NISAが始まった時に重なりますね!
(1月からの円安は、だいたい2~3円くらい金利差では説明のつかない円安になっている!と言われていた)

NISAだけでは無いと思いますが、外国株式への積立NISAは「円安要因」であると思います!

ちなみに長期チャートを見ると、プラザ合意以降に円高トレンドの歴史だったのが 円安にトレンド転換したのは、東日本大震災で民主党政権が原発を止めて日本の「貿易収支が赤字になったとき」から?

貿易赤字を少しでも解消しようとするのなら、太陽光発電などの効率の悪いものを推進するのではなく原発再稼働に向けて努力するべきでしょう。
(そもそもベース電源になり得ないものを進めるのが意味わからん)
太陽光パネルの廃棄方法など、今後どうするのか?という問題も山積みで推し進めた政治の責任は大きい!

自分の身は自分で守る!(ごんべ家の対応)

最近よく書いていますが「自分の身は自分で守る!」ために「ごんべ家」として何ができるか?
(結論としては「ドル建て資産」を増やして為替リスクを取って対応しているのですが・・・)

先ずは「資産保全」するためにはインフレ率(CPI)以上の利回りを資産運用で得ることが必要になります。

・直近の日本のCPIデータは前年同月比(総合)で 2.7% です!

つまり約3%程度の利回りを得ることが第一の目標になります。

★ドル基準で考える!

「ごんべ家」としては「海外に住む」ことも視野に入れてたので「ドル基準」でも考えるようにしています。

年初のドル円は142円程度だったので、現在の158円というレートで考えると約10%程度の資産減少になります

これにインフレ率を加味すると、10%+2.7%=12.7% の資産減少と言えます😱

ということで、ドル基準で「年初来で13%程度」の利回りが必要なのが分かった。

ごんべPF(日本株)の年初来のパフォーマンスは、丁度13%なので辛うじて資産保全されています👍

「ごんべ家」としては、どうなんだろ?
下グラフが「ごんべ家のアセット・アロケーション@2024年4月」になります。

↑米ドル建ての資産が 全体の72% になるので、142円 → 158円まで円安になった分は「為替差益」になっています👍

米ドル株式:保有資産の15%程度を利確したので税金分がマイナスになっている😓 直近で株価が大幅下落したので為替差益を加味しても年初来のパフォーマンスはマイナスかな😭

米ドル債券:債券価格の下落はあるけど、為替差益+利率4.57% なので年初来ではプラスです!

米ドル定期:為替差益+利率5%程度あるので年初来は大幅プラスです!

投資信託:投資先が外国株式が多いので、為替の影響でプラスが多いです!

日本円(現金):為替が円安になった分だけ、ドル基準で考えると「減少している」ことになります!

うーむ、資産割合が半分程度を占める「米ドル株式」が大崩れしてマイナスになったので「資産保全」が出来ていません!
株価は業績が良くても下落することがあるので、やはり株式投資はリスクが大きいと実感しました😣
(と言っても、日本円を銀行に預けて何もしていないよりは、はるかにましです!)

今後、数年以内に「米国経済のクラッシュ」があると考えているのですが、その時の「株価下落+円高」を考えると資産減少の金額が恐怖かもしれんw
資産保全するためにはリスク資産80%くらい必要なのですが・・・うーん「リスク資産」の割合を減らすことを考えた方が良いのかもしれん。
継続的に給料が入ってくる現役世代であれば保有継続で良いと思いますが、下落時に追加投入できる資金が欲しいのでリスク資産を60%くらいまで引き下げるのが妥当かなぁ🤔

独り言

私(ごんべ家)は「今後の日本経済は弱い」と考えているので「円安」にbetしています。
(高齢者への過度な医療がある限り、人口構成をみると厳しい)
資源が無い日本では「エネルギー政策」が非常に重要と考えていて、この辺が安定しないかぎり経済が強くなることは難しいでしょうね。
(電力会社に迷惑をかけまくる太陽光発電なんて論外で、こんなのを推し進める政治家は信用できません)

東京15区の選挙結果を見て、残念ながら日本の経済は弱くなると確信したよ😰

お読みいただきありがとうございました@ごんべ
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