WTI原油価格の急落が起こすデメリット

新型コロナウイルスの感染拡大により世界の原油需要を牽引してきた中国の需要が大幅に減少するという最悪のタイミングで、これまで生産を抑制してきたサウジアラビアがスイングプロデューサー(価格安定を図るために調整役を担う産油国)の立場を放棄すれば、現在1バレル=30ドル前後のWTI原油価格は、20ドル以下にまで下落してしまうかもしれないからである(3月8日付ZeroHedge)

上記のように、1バレル=30ドル前後でも十分に下がっていると思うのだが、今回は
もっと下がる声が結構あるみたいです。
ちょっと調べてみたけど 2015年から2016年にかけて米国で原油価格の急落により100社以上のシェール企業が経営破綻しています。
今のシェール企業の損益分岐点がいくらになったか分かりませんが、1バレル=30ドルでは利益が出るとは思えません!

今、シェール業界の社債が860億ドルくらいあるみたいで、この中でどれくらいの割合が
ジャンク債になるのか?
考えるだけで怖くなるけど、サウジが本気で30ドルあたりの価格を維持する方向で動き続けると半分以上のシェール企業は破綻するのでは?と思います。
そう考えるとハイイールド債は買えないのですが、↓昨日のHYGは上がってるし・・・。

https://www.bloomberg.co.jp/quote/HYG:US

うーん、コロナというより原油相場の方が怖いんですけど!!!
原油は金融クラッシュを引き起こす可能性が高く、ハイイールド債の動向は今後も注視です。

ごんべは原油WTIが1バレル30ドルを再び切ったら、再度大幅下落があると思っていて
それが3番底に向かう号砲になる予感。
いつ起こるのかは分からないため、VIが下がってきたらオプションプットでヘッジする方向で考えています。
(今までオプション取引はしたこと無いので勉強中です。)

・オリンピック延期or中止ショック
・原油価格の再び急落&金融ショック
・大手通信&大手銀行の破綻ショック
上記が想定できる範囲のリスクですが、おこらなければ良いなぁと思います!

お読みいただきありがとうございました@ごんべ
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