2月13日は「NISAの日」・・・89.2% が外国株式ファンドへ投資!

こんにちは、ごんべ@89.2%が外国株式ファンドへの投資!です。

先週にニッセイ基礎研究所のレポートを見たのですが、なんと1月NISAの投資先で「外国株式ファンドへの投資が89.2%」になっていました。

ニッセイ基礎研究所のレポート

ニッセイ基礎研究所のレポートが↓になります。(大変参考になります!)

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=77485?site=nli

2024年1月の日本籍追加型株式投信(ETFを除く。以降、ファンドと表記)の推計資金流出入をみると、1月はファンド全体に1兆3,000億円の資金流入があった。国内株式ファンドやバランス型ファンドにも流入があったが、1兆1,600億円は外国株式ファンドへの流入だった【図表1】。

1月のみでは判断できないことも多い

いずれにしても内外株式ファンドの資金流入をみる限りでは、とりあえず新NISAを制度開始直後から積極的に活用する人が多かったことが示唆される。ただし、中には1月に成長投資枠の240万円すべて使って購入した人もいた可能性もある。そのため、2月以降もインデックス型の外国株式ファンドを中心に1月の勢いが続くのか、新NISA自体の動向と合わせて注目される。それに加えて、新NISA以外への影響、例えば毎月分配型が売れ続けるのか、インカムものの販売低迷が続くのかなども合わせて気になるところである。

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外国株式ファンドへ1兆1600億円ということは、ファンド全体の1兆3000億円で除すると(1兆3000/1兆6000)
【 89.2% 】が外国株式ファンドへの投資になります。
事前予想でも「オルカン、S&P500」の人気が高かったので、外国株式への投資が多いとは予想していましたが・・・
「89.2%」は私の予想を大幅に上回りました😓

外国株式ファンドへの投資ということは、外国に資金流出ということになります。
NISAが長期投資を勧めていることを考えると、一般的な投資資金と違って 利益確定して日本円に還流しない資金ですよね。
(個人的にはNISAの投資枠に「日本株式ファンドに限定」の規制が入るレベルだと思うのですが・・・)

NISA毎月の投資額は?

ネットのニュースで、NISAのアンケート「20~50代」の会社員(約500人)の平均投資額は【 平均6.1万円 】【 中央値3万円 】というニュースを見ました。
投資上限額が決まっているのに、平均値と中央値の乖離が約2倍になっているのが興味深いです。

データ的には「3万円/月」という数字は 現実的な金額かなと思います!

NISA口座数は?

NISAの口座数ですがブルームバーグによると、ネット証券5社の1月末の口座数が【 2819万口座 】↓みたいです。

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国の目標が「5年間でNISAの口座数を3400万件」と言われてたので、対面証券の口座数を足せば目標達成したのでは?

口座だけ作って投資していない人もいると思うので、まぁ稼働している口座は3000万口座くらいですかね?

ざっくりとシミュレーションすると

・アンケートの月額投資(中央値) 3万円 × 3000万口座 = 9000億円 (年間で10.8兆円)

1月のNISA流入金額が1兆3000億円なので 年初一括投資の人がいることを考慮すると、2月以降のデータは9000億円/月間くらいが妥当な数字かな?と考えます。

実需の円安?

上段のアンケート結果で ざっくりと計算した「年間10.8兆円」の89.2% が外国株式ファンドへ投資ということを考えると
【 約9.6兆円 】の外国への資金流出(年間)が予想できるのだが、どうなんだろ?
(日本人の個人資産1000兆円と言われているので、10兆円でも1%なので問題無いレベルなのか???)

前回の当ブログ「デジタル赤字(5.5兆円)の拡大」↓と、今回のNISAの資金流出だけで「実需の円安」になりませんかね?

ちなみに「ごんべ家」は下図のように「米ドル比率(77%)高いアセットアロケーション」を組んでいるので
「円安メリット」を享受できます👍

現状の円安に思うことは・・・

本人および家族が「外需産業」へ従事して給料を得ているのであれば、円安メリットを少しは享受することが出来ますが
内需産業に従事していたら、円安メリットは殆ど無いですよね。

日本経済全体としては「円高」より「円安」の方がメリットが多いみたいですが、現地(外国)生産が進んで 日本国内での製造(工場)が減っているのに本当に「円安」の方がメリットが多いのか?再度検証して欲しいと思います!

ごんべ家は「リスクヘッジ」としてドル資産比率が高めですが、日本に住んで生活している限り「円安を望んでいる」わけではありません!
しかし、日本の政策を見る限り「日本を衰退させたいのか?」と思えることが多くて未来に期待できないのよね。

今回のNISAの投資先で「外国株式ファンド」へ【 89.2% 】の比率になったのも、米国の成長性云々よりも「日本には期待できない」という思いが外国株への投資行動に表れたものだと思います。
ファンダメンタルズ的には外国人(外国ファンド)が日本株式への比率を増やしているので、現状の日本経済はそこまで悪くないはずですが・・・残念ながら日本人自身が圧倒的に日本の未来に期待していない証拠ですね😰

うーむ、やはり長期的には「円安方向」へのトレンドになるのかな?

以前のブログで「世界最大級のヘッジファンドのキャプラの共同代表のインタビューの動画」↓を載せたのですが

代表の浅井氏が「ドル円は100円になるより200円になる方が圧倒的に可能性が高い!」
と発言されていたのを思い出したよ😱

投資は自己責任ですが、やはり一番大きいリスクは「円安」かなと思います🤔

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