高配当株への投資について
こんにちは、ごんべ@高配当株への投資について!です。
アラフィフという年齢から最近では「キャピタルゲイン」より「インカムゲイン」を重視して資産運用を考えています。
(債券投資もインカムゲイン重視の一環です)
先日、日経新聞で「日経連続増配株指数」と「日経累進高配当株指数」が公表されました。
インカムゲインを重視するには貴重な情報だと思うので下記にまとめてみました。
まずは指数の概要です。
日経連続増配株指数
日経連続増配株指数↓
https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/index/profile?idx=nkcdg
「日経連続増配株指数」の主な特徴
- 国内証券取引所の全上場銘柄が対象
- 実績ベースの増配を原則10年以上続ける銘柄のうち、連続増配の年数上位から70銘柄を上限に採用
- 年1回定期見直しを実施、6月末に入れ替え
- 時価総額ウエート方式で算出(日次終値ベースで算出)、各銘柄のウエート上限は5%
- 2010年6月末を基点(10,000)として遡及算出
対象になる銘柄一覧はこちら↓
https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/index/component?idx=nkcdg
日経平均と比較したパフォーマンス↓
日経累進高配当株指数
日経累進高配当株指数↓
https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/index/profile?idx=nkphd
「日経累進高配当株指数」(愛称:しっかりインカム)の主な特徴
- 国内証券取引所の全上場銘柄が対象
- 実績ベースで減配せず増配か配当維持(累進配当)を10年以上続ける銘柄のうち、日経の予想配当に基づく配当利回りが高い順に30銘柄で構成
- 年1回定期見直しを実施、6月末に入れ替え
- 時価総額ウエート方式で算出(日次終値ベースで算出)、各銘柄のウエート上限は7%
- 2010年6月末を基点(10,000)として遡及算出
対象になる銘柄一覧はこちら↓
https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/index/component?idx=nkphd
日経平均と比較したパフォーマンス↓
どちらの指数が良いのか?
現状では、この指数を対象にした投資信託等は見当たりません。
今後は「この指数対象のファンド」が出てくることを予想する人は、この対象銘柄の個別株に投資するのは良い選択かもしれん。(先回り投資?)
※ 毎年6月の銘柄選定時に対象銘柄から外れたら株価激下りするかもしれんw
どちらの指数が良いのかは、上グラフの過去パフォーマンスを見る限り「連続増配株指数」の方が良く見えます。
しかし、これは起点日を2010年6月にしているからで、例えば2016年6月を起点日にしたら「累進高配当株指数」の方が良く見えるかも。
結局、どちらが良いか?は好みの問題としか言えんw
独り言
今回、対象銘柄を見ていて「2つの指数で重複する銘柄」が意外と少ないのね。
(まぁ意識的に重複しないようにしているのでしょうけど・・・)
連続増配株の銘柄については、今までに多くのサイトで見かけるので投資対象にしている人が多い印象があります。
ということは、今後のパフォーマンスを考えると「累進高配当株指数」の対象になっている銘柄の方が妙味があるのかな?と思ってみたり🤔
指数選定の厳しさは「連続増配株指数」の方が厳しい(?)と思うので「安定感」は連続増配指数の方があると思う。
結局は好みの問題だと思いますが・・・個人的には指数で投資するなら「累進高配当株指数」のファンドを選ぶかなぁ。
※ 高配当株投資の難しいところは、株価が上昇すると「高配当」では無くなることなのよね。
そして配当性向を定めている銘柄では業績下がれば「減配」になること。DOEも良し悪しがあるし・・・。
まぁこの指数のファンドが出来たとしても、私にとって魅力的な投資対象になるのは「配当を出す」ファンドになった時ですかね。
新NISAでは「配当あり」は対象外になっているようなので、「配当あり」「配当なし」の選択ファンドになれば良いかなと。
今回、指数が出来たことで「信託報酬が安く」て配当金が高めの「配当あり」のファンドが出来れば嬉しいですね。
けっこう真面目に「国債を買っているような高齢者」には需要があると思うのですがw
(少なくとも私には需要がありますよ🤣)
個別株投資でも、対象銘柄を購入していれば高値圏からでも「ファンドの買い上がり」が期待できるので監視銘柄に入れたいと思います!
(今回、購入を迷っていた高配当銘柄で「1719 安藤ハザマ」 があったのですが、来週以降で購入するのに背中を押されましたw)