債券投資@為替と金利2
こんにちは、ごんべ@為替と金利を考える2!です。
「ドル/円」は長期的には「今より下がる(つまり円高)!」と考えているのですが
適温レートを110~120円と想定して、債券投資(外貨建て)を考えています。
現状の外貨建ての保有債券は↓
外債については加重平均して「22年間」を「128円」くらいで利回り「4%」で投資して
いるので、128円→120円程度まで為替が戻っても2年弱くらいの利回りで相殺できると
考えています。
つまり、120円まで戻っても残りの20年間を4%の利回りを享受できるという訳ですね^^
外債の「損益分岐ライン」をプロットしてみた↓
上のグラフは利回り4%弱を「税引き後」で計算しています。
単純に20%税引き後で損益分岐ラインを表示しました。
計算上では「購入レート128円×22年間×利回り4%」における
最終損益分岐点は61円になります!
まぁ22年後の為替予想なんて「神のみぞ知る」というレベルで、意味ないのですが
理屈としては61円以下にならなければ利益が出ます。
債券の「ロールダウン効果」
債券のロールダウン効果とは↓
「ある債券を保有した場合、時間の経過とともにその債券の年限は短くなっていきますから
「仮にイールドカーブが不変である と仮定すれば」市場で評価される利回りは徐々に低くなり
(価格は上昇するため)含み益をもたらします。」
現状の「イールドカーブのフラット化」が通常のイールドカーブに戻れば、長期的にはロールダウン効果
によって保有債券が含み益が大きくなってくるはず。
つまり償還まで保有しなくても、売却益が出るタイミングがおとずれると期待できるような・・・。
(基本的に今保有している債券は償還まで保有するつもりでいます)
あと為替リスクについても「もし円高になれば、その時は債券利回りが下がっている可能性が高いはず」
と思うので債券価格は上昇している可能性が高い!と思うのだが^^;
どうなんだろ?
「為替のボラティリティ」と「債券価格のボラティリティ」のどちらが大きいのかな???
永久劣後債を購入検討
(↑HS証券さんよりコピペ)
日々利回りや為替は変化するので「利回り8%の1年保有」で検討してみます。
為替(ドル/円)135円で10万ドル(1350万円)購入した場合
利回り@1350万円×8%=108万円(税引き前)
税金20%と仮定して108×0.8=86.4(税引き後)となります。
135円×(1ー0.064)=126.36
上記のように135円で購入した場合では126.36円が損益分岐ラインになります。
長期的には米国の金利低下で円高方向に戻っていくと思うが、ここ1年で戻るとは思えないので
為替的にはOKかなと考えます。
あとは発行体の倒産確率ですが・・・まぁ1年以内と限定で考えれば大丈夫でしょう!(たぶんw)
9月は為替のボラティリティが大きくなるかな?と思っているので「ドル/円」が133円くらいまで
下がれば上記の永久劣後債を購入したいと思います!