日本への投資で良いのか?
今週は 「おはぎゃー!」 が毎日続いた異常相場だったと思います。
そして、その異常相場にほぼ「ノーポジ」で迎えられた事に自分の成長を感じてみたり・・・(笑)
やはりリスク管理がなにより大事、そしてリスク管理≒資金管理だと思います。
人生を豊かにするために投資を行っているのであって、投資によって人生が険しいものになるのは寂しいですね。(勿論投資にはリスクが付き物ですが・・・)
今回のコロナショック?で考える事が色々ありましたので、自分自身の思考整理のためにも文章に書いて整理しました。
日本への投資で良いのか?
今回のコロナショックで一番考えたのは↑です。
今まで日本に投資していた理由は、情報が一番得られるからです。
他の国への投資は、その国の人より情報量が少なくなるので勝率が下がると考えていました。
しかし、米国ダウやSP500を長期で見るとバイ&ホールドしているだけで良い感じです。
これは米国民の多くが株式運用されていることにも起因しているのでしょうけど、政治的に株価を上げることが命題になっていることが大きいでしょう。
日本は「財務省・日銀の対応、人口減少、規制が多くてスピードが遅い」等々と株式投資をする環境としてマイナスポイントが多すぎる。
言い方は悪いが「日本の政治は老人のための政治が命題」になっていて、物価があがらないデフレの方が都合が良いのです。(若者が選挙に行かないのが悪い?)日本の官僚で決定権がある層(事務次官等)は、当たり前ですが高齢なので自分自身の今後のことを考えてもデフレが良いのです。
今までの実績を踏まえて、今後のことを考えると やはりデフレになりそうです。
他国が減税しているなか、消費税増税したことで他国からクレージーと言われるし。
だいたい、消費税増税の時に「リーマンショック級のことがない限り増税」と言っていたのなら、今回は「すみやかに減税」するべきだと思うしそれが普通の政治だと思う。
これはごんべの個人的な思いですが、その中でも安倍首相は頑張っていると思う。
賛否はありますが、黒田さんは大量にお金刷っているし、株式・債権の買い入れも大量です。これをしていなければ、日本はもっと酷いことになっていたと思います。
「国の借金は、国民の資産」ですから!
国力(つまり円の価値)が下がっていないのであれば適正だと思う。
個人的には従業員の給料が上がってマイルド円安になるくらい刷ったら良いかなと!
いっそのことマイナンバーに紐づけて現金支給したら良いじゃん、マイナンバーも浸透するし財務省の希望している国民の紐付け管理も出来て一石三鳥でしょう(笑)
そして国が刷ったお金を会社が内部留保したのも一定の理解はできます。
買収されないような対応として国が保護してくれないなら、自己資金を高めるしかありません。
やっと来年から少し規制されるようですが・・・。
ちなみに この10年ほど日本の賃金は上がっていません。
一方で他国は1.3倍~1.5倍は上がっています。
日本円を持っているだけで、相対的に価値が目減りしていると考えることができるし
国民はなぜ給料が上がらなかったのか理由を考えなければ駄目なのかと思います。
NISAを続けられるか?
今回の大幅下落でNISAなどへの資金流入は本当に続くのか?
投資の勉強しているのであればNISAはリスク管理として外国株を買うのではないか?
などと注目しています。
NISAで外国株への投資が、円安方向への投資になっていたと思うところもあって
これが大幅減少すると円高方向になるのかな?
NISAの概念で考えれば、今こそ投資の時なのですが・・・(笑)
円安?円高?
今回のコロナショックで、1ドル102円台まで円高が進みました。
これは米国債に世界中の資金が集中したのが原因で、米国債の金利低下を引き起こし
日米金利差から円高が起りました。
金利差からの円高のオーバーシュートは起こらず、100円以下で米ドル購入を待っていたごんべは米ドルを買えませんでした(笑)
金利以外にも通貨価値は国力の現れという考え方もあります。
現在の日本国としてのB/Sは、資産を正確に組み入れれば「IMFの評価」とは真逆で先進国の中でも優秀な国だと考えます。
世界一の債権国ですので、債権収入を考えれば今後も安定して経営出来る国だと思う。
しかし、今回の「有事のドル買い」で思ったことは、日本の金融ポジション低下していないのか?ということです。
勿論、今回のコロナは中国発ということで日本にとってマイナスが多すぎたのは事実ですが、日本人が思っているより金融界では日本のポジションはダメなのかも?と感じました。
金利差とは別にマイルド円安に進む可能性がでてきたのかな?と思ってみたり。
当面は原油安が続けば、貿易黒字になるため円高方向の圧力になるので、原油が戻る?までは円高方向だと思うのと、選挙後は日中貿易戦争で円高でしょうか?
投資の出口戦略!
投資をしている限り出口戦略が必要だと思っています。
消費するタイミングはいつなのか?は重要で、リスクは時間で分散できるのですが
出口までの時間が短いとリスクの高い投資は出来なくなります!
ごんべの年齢が30代であれば、間違いなく米国投資に切り替えているのですが・・・。
(というかごんべも30~40代の時は外国株の投資信託を買っていた)
「アラフィフという年齢は出口戦略も考えなくてはならない」ので微妙な感じですね。
60~65歳に出口を持ってくるとすると、あと10年あるわけで。。。
過去10年を見ると、日本円を持っているのは相対的な目減りが起こるわけで、
今後10年を見ると、やはり米国が強そうだと思うわけで(笑)
日本人として大変残念で屈辱ですが、日本の投資より外国に投資した方が良いのかなと
思っております;;
産業界では業界のプラットフォーマーにならないと利益が得られないのですが
人口・言語のハンデがある日本では世界的なプラットフォーマーになれません。
また10年という期間で考えると、金利差よりも国力という観点で考えるべきで
人口減少国というのはやはり苦しい。(超高齢化のリスク)
現在考えている米国への投資は、情報量の観点から米国の個別株という訳ではないのですが、ダウやSP500へのETF投資は真剣に考えてみる価値があると思いました。
(大統領選挙後の米中の貿易戦争が予測されるのがリスクですが・・・)
そして中国は疑問は山ほどあるのですが、資金量と競争力という観点から電気自動車関連は投資しても良いかも?と思っております。
こちらは国を信用していないため個別株が投資対象になりますね。
(BYD、CATLなどを宝くじ感覚でバイ&ホールドしてみようかなと)
新型コロナの影響継続
予想通りというか、米国ダウは大幅反発になりましたね。
しかし反発の要因としてロイターが報じたのは
「トランプ大統領が新型コロナウイルスの感染拡大を受け非常事態を宣言したことで一段高になった。」
とあります。
うーん、これは対策期待というフェーズでしょうか?
一旦は底入れを意識した短期的な上昇になると思いますが、まだまだ乱高下しそうな感じはしますね。
日本もMSQを経過して、相場反転するには良い機会です。
ECB、FRB、日銀などの中央銀行が利下げ&買い入れを相次ぎ宣言していることも買い材料です。
次のリスクは、原油→金融に飛び火した時でしょう!
とりあえず、原油が原因で金融が崩れるまでには少しタイムラグがあると思うので
とりあえずは買い方向で良さそうな感じですか。
バリュー株?グロース株?
さて日本株への投資ですが、バリュー株なのか?グロース株なのか?
ごんべ的にはグロース株を優先したいと考えています。
時期的に3月配当が意識されると思うので、配当前に売るのであれば高配当株という視点が一番リスクが少ないかもしれませんね。
グロース株で高配当は矛盾している感があるので、値動きが激しい株が良いのかもしれません(笑)
「半値戻し」までは早そうなので短期決戦です!
そしてこまめな利確を意識して「頭と尻尾はくれてやれ」「 利食い千人力 」等々の格言をつぶやきながら「負けない投資」を心掛けます。
※ 上がるつもり満載ですが、これで月曜から再度だだ下がりしたらごめんなさい!
休日なので長文で買いてみました。
個人的に考えを整理しただけですので思考に偏りがあったらごめんなさい。