逆説の石油戦争

https://news.infoseek.co.jp/article/toushiru_26344/

トランプ大統領は、“目先”、サウジとロシアが大増産を行うことを容認し、“増産後に”、減産を行わせることを想定していると筆者は考えています。サウジとロシアがお互いの増産量をけん制し合っている中、まずは増産をすればよいと言っているわけです。
ではなぜ、トランプ大統領はサウジとロシアが増産をすすめるのでしょうか。そしてその増産にどのような意味があるのでしょうか?

上図のとおり、OPECプラスは、2016年後半と2018年後半に、大増産をしました。2016年後半の増産は2017年から減産を始めるため、2018年後半の増産はルールを変更した上で2019年1月以降も減産を継続するためでした。筆者はこれらの増産を減産実施・継続のための “駆け込み増産”と呼んでいます。
なぜ“駆け込み増産”をするのでしょうか? 答えは簡単です。あらかじめ削減前の基準となる生産水準を引き上げ、減産実施時の実質的な削減量を少なくし、身を切る負担を軽減するためです。
 原油市場はそれでいて、OPECが減産をしてくれている、と勘違いをするわけです。このような、市場をあざむく数字のトリックはOPECやロシアの常とう手段です。

↑のリンクの記事は面白かったです。
OPEC減産の文字だけで市場は反応してしまうと思うので、騙されるのはいつも情報弱者
なんだなとつくづく思いました。

先に増産しておいて、増産分だけを後で減産します!と発表したら騙されると。
数字だけ強調する「切り取りメディア」を上手く利用しているなと思います。

実際の削減量はさておき、サウジもロシアも増産しておけばOPECで協調減産になる可能性はあるわけで、このまま株価上昇の可能性もあるのかな。

個人的には米国の決算発表が始まると、さすがに株価下落方向に変わると思っているのですが・・・。
もしこのまま上昇したら、実体経済との乖離でやっぱり腰を据えて買えないですね;;。

お読みいただきありがとうございました@ごんべ
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