日本株への投資を考える!
こんにちは、ごんべ@日本株への投資を考える!です。
ごんべ(私)PFは「日本株へ投資」していますが、ごんべ家(夫婦合算)のPFでは「米国株への投資」が資産の半分以上を占めています。
米国株が主戦場になった理由は「政府の株価に対する姿勢」が大きいです。
基本的に米国政府は経済(つまり株価)を見ながら政策を決めているのに対して、日本政府は利権(寄付等)によって政策が決められていると考えています。
今まで何度も景気の腰を折りまくって「どこの国のための政府なのか?」と思うことが多々あります。
今回のトヨタ会長の発言も、そのような過去から来ていると思うし、会社だけの利益で考えれば「米テキサスに本社を移転」した方が税制を含めて圧倒的にメリットがあると思います🤔
では、今後の日本政府(Z省)が どのように動くのだろうか?
個人的には「利上げ」は既定路線だと考えていたのですが・・・唐鎌氏の記事で興味深いデータがあったので、URLを下記↓します。
https://www.businessinsider.jp/post-290672
「インフレ税」はやっぱり進んでいる。政府債務の圧縮に勢いが……
先の【図表1】から一目瞭然のように、過去25年間を振り返ると、わずか数年の間にこれほど顕著に財政が改善したことはない。
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記事中に説明があるが、政府債務残高を圧縮(財政再建)する手法としては以下の三つがあります。(それぞれの組み合わせもあり得る)
- 歳出を減らす
- 歳入を増やす
- インフレを進める(インフレが進む)
上記の中で、現在進行中で効果を発揮しているのが「3.インフレを勧める」ですね。
政府部門は家計部門からの税収が増えるので、債務残高をハイペースで減らすことができるのに対して
家計部門から見れば、インフレの影響で可処分所得が減り、その一部が政府債務の返済に充てられる構図になっています。
現象として起きているのは「増税」そのもので、インフレによる政府債務の圧縮は「インフレ税」と揶揄(やゆ)される。
インフレ(円安)継続すると「政府にメリット>>>>>国民にデメリット」になるので、このまま利上げをしない可能性もあるかもです。
(利上げをするする詐欺で凌ぐのかw)
このまま日本政府がインフレを進める(止めない)のであれば、日本株にもポジティブ継続ですね!
(インフレが進む → 預金・貯金等の現金は目減りする → 資産運用の目的はインフレヘッジ!)
投資は「確実に儲かる」わけでは無いので 多くの日本人は投資しないと思いますが、「インフレ税」として資産が目減りするのを防ぐためにも「多少のリスクは取ってでも投資した方が良い!」と再認識しました。
上グラフを見て、これだけ劇的に債務が減少していたら その環境を継続したいのは理解できます😓
インフレ(コストプッシュ型)は国民生活が犠牲になっているのですが・・・債務削減のための「増税」でも国民生活は犠牲になります。
「国に政策があれば、国民には対策あり」
つまり国民の対策はインフレを利用した資産運用(投資)なのよね。
税金であれば必ず資産が減るのですが、インフレ税ならばインフレを利用して投資をしたら資産が増える可能性があるので
個人的には増税するよりはマシだと思います🤔
インフレ継続であれば、基本的に株式投資にはポジティブですが
個別株はボラティリティが大きいので、TOPIXなどの指数への投資で良いかもしれません🤔
もしくは、信託報酬が低い(0.099%)アクティブファンドで「SBI-SBI日本高配当株式(分配)ファンド(年4回決算型)」が良いかも!
さて、「ごんべ家」はどうする?
政府としては「増税」すると政権が転覆しかねないので、今後もインフレ(円安)を継続させることに邁進すると思います。
そして日本メディアも全く「インフレ税」の事を報じないので、国民の不満も「為替介入」することでガス抜きされている状態です😏
つまり政府(Z省)として「円安」を止めるつもりはなくて、このままマイルドな円安を継続させて政府債務を削減させることを計画しているんじゃね?と推察されます。
(このままのペースで債務削減が進めば、財政懸念が無くなって「円高にトレンド転換」する日も近いかもw)
ゆっくりと「内外価格差」が均衡するまでは円安が継続することを考えると、基本的に「日本株は強気」で良いのかもしれませんね。
※ 最近は日本株に弱気なエコノミストを見た事ないのですが・・・w
では「ごんべ家」のPFはどうしていくのか?
結論から書くと、今までと大きな変化は無いです😓
そもそも「長期的には円安」を想定した「アセット&PF」を組んでいるつもりなので、現状のアセットが正しい事を追認された感じですかね😤
「日本株」と「米国株」のどちらに投資するのか?についても、円安継続なら今の比率くらいで良いかなぁ?
(米国の方が成長性が高い ≒ 債務返済能力が高い ≒ 通貨価値が高い というロジックでトレンドは円安かなと)
内外価格差が均衡するのにどれくらい期間がかかるのか?分かりませんが、2~3年くらいかかるのか?
今後の景気動向によりますが「世界的リセッション」になるまで円安継続だと想定しています。
(せめて金利差が3%以下にならないと円安継続だと思う)
問題は、今後に日本がデフレへ戻った場合ですかね。
( 個人的には現状も「インフレ」というより「スタグフレーション」だと思っていますが・・・)
実質賃金低下で、購買力が低下しているので今後がどうなるのか分かりません。
ニュースを見る限りでは、とても日本が好景気だと思えないのですが・・・どうなんだろ?
一部の地域、一部の産業は好況というのは理解していますが、大多数の中小企業(内需産業)に勤める人は物価上昇分だけ節約志向になっているように見えます。
個人的には、日本株に投資するなら「内需株」にしたいのよね🤔
(外需株に投資をするなら、米国株で良いんじゃね?というロジックになるので・・・😓)
となると消去法で「インバウンド」が期待できる銘柄になるかな。
※ インバウンド銘柄は内需株なのか?うーむ、分からんw
もしくは、日本から海外進出している「サービス業」は応援したいので購入対象で考えています。
(直近では 買いそびれたけど「ラウンドワン」には頑張って欲しい!)
大統領選挙までは不確実性が高まる(地政学リスクが一番怖い)ので、9月に大幅下落するようなら資金投入したいですが
基本的には、「米国の利下げ」後にどう動くのか?「大統領選挙」後にどう動くのか?
これらを見てから今後の戦略を考えることになりそうです!