日米欧中銀がドル供給強化で協調
こんにちは、ごんべ@ドル供給で協調!です。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-19/RRSDWDDWLU6901
↑のブルームバーグの記事によると「日米欧中銀がドル供給強化で協調」だそうです。
・期間7日で市場にドルを供給するオペ回数を週1回から毎日に増やす
・オペ拡充は20日から開始し、少なくとも4月末まで継続する
うーん、ドル不足からのドル供給強化なので短期ではドル高だと思ったのですが・・・
昨日の為替を見ている限りでは、あまり動いていませんね。
(ドル円は少し円高方向かな?)
やはり為替は良く分からん;;
今回は「銀行救済で資金供給」しているので「実質的にQE」になっているのですが
なぜか「QT」はそのままみたいです。
米国にしては珍しくアクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態です。
(日本では日銀と政府が逆なことをよくしていて珍しくないですがw)
次のFOMCでパウエルさんの発言次第でどちらにも動く相場だと思う。
個人的には「金融システム」への不安ではないと思っているので、PFは放置で「下がれば塩漬け」を覚悟です^^;
クレディスイスのAT1債が全損
ニュースになっていましたがAT1債が全損(無価値)みたいですね。
今回のクレディスイスへの対応は「ベイルアウトなのか?」「ベイルインなのか?」がいまいち分からんのですが
結果として「AT1債が株式より劣後した」のは悪手だったと思う。
株式も全損していれば債券保有者も納得出来るのですが、今回の対応をしたことで今後のAT1債の発行は難しくなったのでは?
と思います。
私が保有している個別債券は「米国国債」「社債」なのですが、国債は問題ないけど社債は金融系の債券なので信用の部分で多少影響があるかな?(クレディスイスとは全く関係ない社債です)
保有社債の半分くらいは劣後債(tier2)で、残り半分が普通の債券(TLAC債)になります。
「G-SIBs (Global Systemically Important Banks)」が発行体なので大丈夫だと思って購入したのですが、クレディスイスのやらかしによって信用が棄損したかもしれん。
(まぁクレディスイスのやらかしで逆に低位の債券から買い替えが増える(信用が上がる?)かもしれんが・・・)
とりあえず個別債券については保有継続ですし、G-SIBsの債券がドカンと値下がりするようなら買い増ししたいです!
特に「三菱UFJ」と「三井住友」が下がるようなら積極的に買いたい!
ちなみに投資信託で保有しているcoco債はドカンと値下がりしています(笑)
今のところは「銀行が破綻さえしなければ安いところを買えるチャンス」と思って積み立て継続の予定です。
今後もクレディスイスの余波があると思うのでcoco債は「損切り」が正解なんだろうけど・・・積立額が少ないのでお遊び感覚で「債券の経験値」を上げてみようかとw
独り言
私が個別債券の購入始めた頃は「国債」をメインに買っていました。
そもそも株でリスクを取っているので「債券」では安心を求めるというロジックが強かったのがあります。
しかし個別債券をコツコツ購入して収支を計算しているうちに「やはり利率が大事」という考え方に変遷していきましたねw
具体的には金利(高利率)を求めて「米国の国債→日本企業(メガバンク)の社債→日本企業(メガバンク)の劣後債→外国金融機関の劣後債」と変遷しましたw
そもそも債券の購入は「破綻しない前提」で購入しているので、格付けの高い発行体の「劣後債」の金利は魅力的!
私の購入した債券に「永久劣後債(tier1)」が入っていないのは、SBI証券のネット購入では売っていなかっただけで
もしクレディスイスの永久劣後債が高利率で売っていたら・・・たぶん私は購入していたと思う^^;
そういう意味ではたまたま運が良かっただけで、リスクとリターンをもう一度よく考えなければと再認識しました。