老後@資産を取り崩して生活する技術
こんにちは、ごんべ@資産を取り崩して生活する技術!です。
新NISAの影響?なのか分かりませんが、本屋さんに「資産運用の本」が増えたような気がします。
(当たり前かもしれませんが「お金を増やす」ことを着眼点にした本ばかりですねw)
そんな中で「老後の資産運用」の本を発見しました。
資産を取り崩しながら生活するのは、なかなか難しいと思っていたので参考になりました。
(「取り崩し」の技術(定額と低率の違い)については、もっと広まれば良いのにと思う!)
内容紹介(出版社より)
・2800万円の老後資金で、4000万円分引き出すには?
・「毎月、定額を引き出す」はなぜキケン?
・60代70代は「率」で、80代からは「額」で引き出す
・話題の新NISA、60代からはどう使えばいい?
・インフレになったときは、どう考えればいいのか? ……
現役時代に築いた資産を、どのように運用しどのように使っていけば、リタイア後の生活を長く安心に楽しむことができるか?
本書は、日本ではあまり語られなかった安心な「取り崩し」の技術について、運用会社で投資教育を長年行ってきた著者が解説します。
「年3%で運用し、年4%取り崩す」「60代70代と80代以降では使い方を変える」「いざという時に役立つバッファー資産の考え方」など、今日から取り入れられる具体的なアドバイスも満載です。
はじめに
序章 資産形成を終えた人に
第1章 「資産活用」世代の実態
第2章 リタイアメント・インカムとは?
第3章 「毎月10万円の引き出し」はなぜキケンなのか?
第4章 引き出しは「率」で考える
第5章 保有する資産全体のなかで取り崩しを考える
第6章 資産活用層は新NISAをどう使う?
第7章 生活スタイルと資産活用
第8章 資産活用層の社会貢献
おわりに
筆者が「40代、50代にこそ読んで欲しい」と言うのが分かります!
やはり何事にも準備が必要で、何も準備をしてこなかった60代に「私はどうしたら良いのか?」と言われても困るわけで😓
金融リテラシーが高い人は良いのかもしれませんが、労働収入がある50代こそ「老後準備する時期」だと強く思いました!
ちなみに筆者のHPが↓になります。
全部読んだ訳ではありませんが、アラフィフの私にはブログ内容で「参考になること」が多いです!
筆者の「東洋経済オンライン」さんへの寄稿↓も良い内容ですね!
https://toyokeizai.net/articles/-/699870
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↑私も総務省「家計調査」をもとにシミュレーションしているので参考になります!
かなり論理的かつ合理的に説明されていて、老後に余裕を持って生活するのは「事前準備」と「取り崩し技術」が必要だと感じました。
https://toyokeizai.net/articles/-/710602
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上図の65歳~80歳の15年間は「使いながら運用」になります。
この「使いながら運用する時代」のところがポイントですね!
実際に40代、50代で事前準備が出来る人は老後生活がだいぶ違うかもしれん!
本の中で人生の資産運用を登山に例えて説明しているのが分かりやすいです!
山のピークは人によって違うのですが、老後生活から逆算すると「目標とする山の高さ」が分かりますよね。
(老後2000万円問題は、まさにこれなんだけどね😓)
40代、50代のときに「目標とする山の高さ」が分かれば、事前に準備できる時間が長くとれるわけで・・・。
60代で退職して労働収入が無いのに「山を高くするにはどうしたら良いのか?」と言われても困りますよね😰
個人的には「新NISA」の活用が今後のポイントになると思うけど、「配当の有無」で新NISAの投資対象にならないのはどうなんだろ?
まぁ国が年金制度の責任を放棄したと考えると、若者に恩恵が多くなる制度設計になるのはしょうがないのかな😓
独り言
私の場合は「年金を繰り上げ受給(60歳)」予定なので、「使いながら運用する時代」が60歳~80歳になるのですが・・・。
実際には「妻との年齢差が大きい」ので「使いながら運用する時代」が60歳~死亡するまでと長期間になります😱
今のところ「使うだけの時代」が無いことを覚悟していますが、個人的には事前にしっかり準備をしているつもりです!
事前に出来る事(している事)として
・「運用利率を上げる」
・「総資産額を上げる」
になると思います。
運用利率を上げるのは、昨年から購入している「利回り5%超え」の米ドル建て債券(利付債)で「運用利率の底上げ」が出来ると考えています。
(米ドル建てなので為替リスクはありますが・・・リスクの無いところにリターンは無いのだよ👍)
上図で言えば、運用利率を上げるのは「下山の角度をなだらかにする」効果があるわけで、欲を言えば「下らない」ことを目標にしています🤣
(ブログの題名「減らないお財布を目指す」のは、例えるなら「下山が無い登山」で いつもまでも頂上で良い景色を眺めるのだw)
総資産額は、増えれば増えるほど「山の高さが上がる」ので下山する期間が延びます。
まぁ現状でも総資産額は合格点が貰えるレベルだと思うのですが・・・もう少し頑張った方が良いのかな😓
為替リスク(ドル円)に対してはあまり不安は無いのですが、日本のインフレリスクに対し若干不安があるのよね🤔
ごんべさんのブログは力作揃いですね。
興味のある記事はパソコンでじっくり読んでいます。
自分の頭の整理を兼ねてコメントします。
私は58歳で退職して4年目になります。
その後の仕事は、今年の確定申告時期の税務署パートが約1か月勤務くらいなので、完全リタイアに近いですね。
現在の金融資産残高は幸いにも退職後より少しプラスです。
要因は資産配分で、円資産を取崩し、海外運用資産はホールドとしたからです。
その結果、円資産減<海外資産増となったのでした。
その海外資産の取崩は、年金受給開始後の旅行・趣味・耐久消費財の支払いに充てる予定です。
うまく資産配分を行えば取崩した分と同等以上の運用益はでるのではと勝手に思い込んでいます。
そうです。
ごんべさんの【減らない財布】です。
DIE ZERO WITHを読み共感しましたが、セカンドライフを楽しんだ上で資産が残れば、それはそれでいいのではと・・・・!。
コメントありがとうございます。
ブログは文字にすることで「思考の整理」と「あやふやな内容」を調べなおすきっかけになるので、全くお金になりません(サーバー代にもなりません😭)が続けています👍
退職4年目で金融資産残高が増えているのは素晴らしいですね!!!
分散をしっかりされていたのが功を奏したのかな。羨ましいかぎりです。
今の日本の金利では「株式投資」くらいしか満足な運用先が無いので、真面目に資産運用を考えたら必然的に「外貨」に分散することになりますよね。
今後どちらの通貨を使用していくのか?
なかなか悩ましい問題だと思っていて、先の事は分かりませんが私の中ではドル円130円を基準で考えています。
為替が130円より上だったら「ドルを円転」、130円より下だったら「円をドル転」しようかと。
※ 今後ドルの自然利子率が0.5%くらい上昇するのでは?
「DIE WITH ZERO」は名著だと思っていて、特に日本人は読んだ方が良いかなと。
老後に資産が減る恐怖を味わったことが無いので、偉そうなことは言えませんが・・・。
私も「資産を使い切る」こをが目的ではなく、「楽しく過ごす」ことが本質だと思います!
ごんべさん おはようございます。はしQ です。
ご紹介の野尻哲史さんの60代からの資産使い切り法は、ずばり当方の報告性に合致していて久々に紙の本を購入しました。やはり「お金に稼いでもらう」しかも「定率ではなく定額で切り崩す」ウィベースに計画する場合の参考にシミュレーションをしてみました。
本日は社畜の休日出勤です。ではまた
コメントありがとうございます。
私も野尻哲史さんの本は久しぶりに良本だと思いました。
( 特に45歳~65歳くらいの人には「一読の価値がある」と思います)
私も含めて老後や年金って「ぼやっと」していて当事者になるまで実感が無いのですが
この本を読むと「自分に当てはめて考える」ので実感が沸くというか、私の場合は危機感を感じましたw
老後資産等の計算をすると実感するのですが「1%」の違いって結構大きいのよね😱